高橋研の研究内容
主な研究部門
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エネルギー発生
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自然エネルギー: 風力太陽光ハイブリッド発電システム(1988)−最大発生電力制御,気象,電力予測制御
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核融合発電システム: 日本原子力研究所JT-60開発の電源制御部門を担当(1976-81,
89-90)−10kV,60kA,5GJの電源をサイリスタで制御,プラズマ加熱用ジャイロトロン電源の開発
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エネルギー輸送
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500Hz新送電系統の提案: 系統の周波数を10倍にした時の系統制御,変換器,送電システム,負荷について総合的に開発(1983-)−大容量サイリスタ変換器,模擬送電線,電圧安定化システム,高速電動機,500Hzアモルファス変圧器,蛍光灯
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アクティブフィルタ: 電力系統の高調波の補償システム(1979-84,88-90)−フリッカ補償,瞬時停電補償,大電力系統用
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エネルギー貯蔵
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超伝導エネルギー貯蔵: エネルギー貯蔵要素を有するアクティブフィルタ(1979-80)エネルギー貯蔵制御,貯蔵法
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バッテリによる貯蔵: 系統と連係した時の最適予測制御,高効率制御(1987)
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フライホイールによる貯蔵: 5台試作,1分程度の無停電電源装置,一日をターゲットとしたエネルギー貯蔵(1983-)産学協同研究・無停電電源,長時間用フライホイールエネルギー貯蔵
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電気2重層コンデンサによる貯蔵: 瞬時的に大きなエネルギーの充電・放出が可能,コンデンサ電圧の均等化(1995-)無停電電源装置,ハイブリッドカー用
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エネルギー変換
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高入力力率サイリスタコンバータ: 並列多重非対称制御を提案(1981-1983)次期核融合炉電源に採用,リニアモータ用に最適
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家庭用高力率ダイオード整流回路:インバータエアコンに採用(1979)
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インバータエアコンの開発: 東芝との産学共同,世界初(1979)完全デジタル制御,マイコン制御
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コンデンサレスインバータ: 各社との産学共同(1986)インバータ小型化,高信頼化
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ディザー整流回路: 新しい回路の提案,高力率,安価(1987-)5社と産学共同,国内3高力率インバータ蛍光灯,スイッチング電源,テレビに採用
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PWMインバータの最適波形: 各種方式の最適制御法,パターン(1983-85)各方式に対して最良のものを有している。企業で実用化
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98.6%の高効率PWMインバータ: 電気自動車用(1991-1992)
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低電圧・大電流電源回路:3V・1000Aのスイッチング電源の開発(1995-)
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漏れ電流用アクティブフィルタ: インバータ駆動モータの漏れ電流をアクティブフィルタ方式で補償(1995-)
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エネルギー応用・制御
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高周波インバータによる水銀灯: 12kW高力率点灯回路を実用化(1990)
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新方式磁気浮上リニアモータ: 都市交通用4WDリニアモータシステムの提案(1988)
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ロボット用サーボの提案: 高トルク高精度(1/100000回転)位置決めサーボ(1988)
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高性能ACサーボシステム:世界の新記録を5個有している
直接トルク制御法の提案:2kHzの応答,ベクトル制御の2倍のインパクトトルク(1983)ベクトル制御に対抗する方式の提案,300台市販
直接速度制御法の提案: 1rev/dayを記録,1:2000000の速度制御(1985-1987)企業で販売中
直接位置制御法の提案: 1秒(1/1296000回転)の位置制御(1987-0989)
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超高速モータ: 180000rpm,5kW,電動機試作,インバータの試作
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